愛媛林業株式会社

森は、一年で大きく変わるものではありません。十年、二十年と時間をかけて育てられ、その営みを支えるのが私たちの仕事です。この土地の山とともに歩んできた経験を、次の世代につないでいく必要があります。そのために、新しい仲間の力が必要です。経験は問いません。誠実に取り組む姿勢と、安全を守る心があれば大丈夫です。いつか振り返ったとき、「森を守る仕事をしてきてよかった」と胸を張れる日が来るはずです。ともに、この山の未来をつくっていきましょう。

朝8時前には各自が現場に集まり、作業の確認をしたうえで作業がスタートします。午前と午後に小休憩を挟み、お昼は1時間しっかり休みます。木材の搬出や間伐作業、重機操作など、現場によって工程は異なりますが、17時までに片付けまでを終えるのが基本です。社用車貸出も可能なため、運転免許があれば通勤や現場移動がスムーズです。無理なく働ける環境を整え、長く続けられる働き方を目指しています。

林業は、自然の中で体を動かしながら技術を磨いていく仕事です。重機操作、伐採計画、植林の方法など、覚えることは多いですが、その分成長を実感できます。現場では必ず先輩がマンツーマンでフォローし、危険な作業は一人に任せません。地形や木の状態を読む力が身につくと、仕事の見え方が変わり、自然との距離が近づいていく感覚があります。自分の判断が森を良い状態へ導く――その実感が、この仕事の何よりのやりがいです。

愛媛林業の働き方は、直行直帰が基本です。四国中央市や新居浜市の現場へそれぞれ向かい、17時には作業を終え帰路につく流れが定着しています。天候や現場条件によって柔軟に動けるよう配慮しており、遠い現場では集合時間を調整することもあります。スタッフは20〜50代と幅広く、一日の中でこまめに休憩を取りながら無理のない働き方が可能です。重機免許や資格取得は会社が後押しするため、未経験から徐々にステップアップできます。

伐採や重機操作と聞くと「技術」が先に思い浮かびますが、私たちが重視するのは「仕事への姿勢」です。安全管理を守れること、判断を勝手に変えず、チームの動きに合わせて進められること。その慎重さが、現場全体の安全を守ります。未経験の方でも構いません。言われたことを素直に取り入れ、自分の成長を楽しめる人であれば必ず活躍できます。責任を持って作業に向き合うことができるか――それが、私たちが最も大切にしている基準です。

林業において最も大切なものは派手さではなく、仕事の確かさです。言われたことをそのまま正確に実行する丁寧さ、無理を避ける慎重さ、安全を守るためのほうれん草。これらは現場で働く全員の命を守る基本であり、会社としての姿勢そのものでもあります。創業以来、長く付き合いのある協力会社や取引先が多いのは、この誠実な仕事を続けてきた証拠です。信頼は一日では築けません。積み重ねた作業のひとつひとつが、地域の森を支え、私たちの働き方を形づくっています。

愛媛林業が手がけるのは「植える・育てる・間伐する・伐採する」という大きな流れです。放置された森を整え、光と風が通る環境をつくり、木材として活用するべき資源は丁寧に届けていく。四国中央市や新居浜市を中心に、地元の山林と向き合う仕事は、多くの判断と経験が求められます。重機による伐採や搬出、若木のお手入れなど、現場ごとに必要な作業は異なりますが、すべては森を長く健やかに保つための大切な一歩です。地域に林業の担い手が減る中、私たちは確かな技術でこの役割を支えています。

林業の仕事は、自然と向き合いながら、安全を最優先に確かな判断で進めていく営みです。一本の木に触れ、地形を読み、風の流れを感じる。その積み重ねが森を健全に保ち、次の世代へとつなぐ力になります。愛媛林業株式会社は、地域の森が抱える課題に向き合いながら、植林・育成・伐採の循環を丁寧に守り続けてきました。特別な言葉よりも日々の仕事が語る――そんな静かな誠実さを大切にし、山と共に歩む仲間を求めています。